諏訪町の桜

殺伐とした明治通りのオアシスとなっていた諏訪町交差点の桜三本のうち、二本が無残にも折れていて衝撃を受ける。
一昨日は初出勤日が暴風雨でさんざんだったが、もしかしてそのせい?
先週の同じ日には、張りめぐらされた枝いっぱいに満開の花をつけていたのに…。
桜は花も短いが、樹そのものの寿命も50年ぐらいと短い。
その分成長も早く、だからうちの裏の若木などもあっという間に立派な並木に育って、家からの花見を楽しめるまでになったのだけど。
諏訪町の桜は相当な古木と見受けられたが、それだけに根や幹も弱っていたのかもしれない。残念。

うちからの感覚だと、このエリアは交通手段のない陸の孤島で、往復7000歩ぐらいである。
当然自転車を出すが、今の時期、道には早稲田大学学習院女子大学西早稲田中学、戸山高校の新入生たちがうじゃうじゃと溢れていて、その間を縫っていくのはものすごいストレス。
だから自転車プラス徒歩2000歩ぐらいを組み合わせることになる。

中継地のCat's Cradleでひと休み。
早大通りは落ち着いて好きな通りだけれど、カフェなどがほとんどない。
(この賑わっていない感じが落ち着く感なのだろうが)
最近できたふたつのお店(もうひとつは占いをしてくれる茶芸館だけど、こちらは入るのに勇気がいる)のうちひとつで、旅行関係の本がたくさん置いてあり、店内も落ち着く。
フランスやパリの本が何冊もあったので、それをぱらぱらめくって入門コースの授業準備と代える。