多様性の芸能界

ピッツバーグ出身のジェロが演歌歌手としてデビューしたけれども、最近、さまざま多様な日本人、日系人が芸能界を席巻していて面白い。
芸能界というところは(スポーツ界とともに)、実力勝負な世界だけあり、古くから在日韓国・朝鮮人の活躍の場となるなど、多様性の突破口的役割を果している。
しばらく前から注目していた青山テルマ
とにかく名前が気になって、何だか都会の温泉施設みたいだけれど、よく考えたら大好きな映画『テルマ&ルイーズ』のテルマと一緒。
そして彼女はトリニダード・トバゴ系日本人なのだ。
透きとおった声で歌われる「そばにいるね」、ここのところ毎日のようにNTTドコモのコマーシャルで流れていて、つい鼻歌で歌っている。
アンティユとつながりがある日本人とはねえ、と思ったが、そういえばSheilaだって鹿児島系キューバ人だ(それともキューバ系鹿児島人?)。

この前ふっと思い出したけれど、1980年か81年頃、朝のNHKニュースのテーマ音楽はYMOで、毎日学校に出かける前、その何ともかっこいい音を聞くのをわくわくと楽しみにしていたものだ。
最近のNHKにそういうトキメキは感じたことはないな。