痛み体質、バチェラレット

昨日は複合的な理由で全身のさまざまなところが痛く、動けなかった。
おかげで予約していたクッツェーの朗読会も、他の用事もお休み。
全身を意識してみると痛くない部位を数えるほうが簡単で、頭、顔、お尻、太もも、足の裏、以上終わりだ。
今日は胃痛と頭痛。
体質的なものなのか、日頃から痛みが強い。
いざとなればペイン・クリニックというところへ行けばいいのかと思ったが、これは麻酔関係のところらしい。そして私は麻酔にも弱くてすぐに倒れる。
ああ、普通の人でもすごく痛いという癌などになる前に、ぜひとも心臓病で死にたいものだ(50年後の話ですが)。
痛みをテーマとした小説で10万円ゲットした時は、取り返してやったぜ!と思ったけれど、そろそろ相殺されてきた感じ。
また何かお疲れ料(?)がほしい。

やや熱っぽいまま鍼をしてもらう。
突然の楽さのあまり、いろんなことが堰を切り、号泣したい気分。
なのになぜか、先生の人生相談に乗っているこの星まわり。
年齢に関係なく何でもしてかまわないとはいいつつ、客観的に見て見苦しいからもうできないと思うことがいくつかある。
「泣く」っていうのもそろそろむずかしいな。
私は以前はよく泣きながら通りを歩くなどしていたので、友人から「○○坂の泣き女」といわれ爆笑されていたものだけど。

昨日の高橋大輔についてひと言。
ビヨークの「バチェラレット」を使ってのパフォーマンス、すばらしい。
ヒップホップとはまた違ったボレロふうの曲線的な動きが印象的だ。
私は普段はエキシビションという中途半端なショーはどうでもよくて、競技そのものしか興味がないのだけど、これだけはひときわ異彩を放っていた。
高橋の個性はやはりすごいと思う。
わかる人にはわかっているようだ。