コンゴ・マジック


昨日出した宿題(論文)の合い間にインド式計算練習帳、全部終わる。
私は字義通りにも、比喩的な意味でも、計算がひどく苦手なのだが、これは便利。
たとえば5の倍数と偶数のかけ算の場合。
12×25だったら、まず12を2分の1にして6、25を2倍にして50、6×50で300が答え。
こんな簡単なこと、何で今までやってなかったんだろう。
(それとも計算の速い人は日本人でもとっくにやってたのかなー?)
11から19までの数字同士のかけ算の場合は、12×13だったら、12+3(後ろのほうの1の位)で15、2×3で6、15を10倍にした150に6を加えて156が答え。
へー!

私でさえ速くできる!と気をよくして、中級、上級といろんなパターンに進んでいくと、上級の図を書いて計算するかけ算にどこかで見覚えが…。
図を書けないので内容は割愛するけど、これ、アメリカでフランス語学校に通っていたとき、コンゴ人の教師に教わったのと同じだ。
すごい、コンゴ・マジック!と思って、家族やいろんな人に教えて回っていたけれど、いつの間にかノートをなくしてしまっていた(語学学習のノートです)。
デュードネという名前の、200キロぐらいありそうな巨漢の先生で、学期が終わるとき全員を抱きしめてくれたのだが、あのときの胸と腹の弾力は忘れていない。
コイルが無数に入った高級マットレスみたいな張りだった。
どっちのコンゴが聞いてないけど、博士論文のテーマがソ連邦の政治体制についてというので、勝手にルムンバの方だと思っている。
コンゴ民主共和国といえば、関係あるのはベルギー、フランス、それからソ連とか中国かなあ。
英国絡みならわかるけど、いったいどこでインド算数と結びついたのか、不思議。

ところでデュードネ(Dieudonne:アクサン付き)っていう名前の人、これまで何人か確認したことがあるけれど、全員黒人な気がする。
ユダヤ発言で物議をかもした例のコメディアンも同じ名前であった。