ジーン・リースの呪い

何か他の用事の谷間に、あわてて研究をしているような感じ。
この一週間が「しどき」である。
来週はジーン・リースを読まなきゃな。
ジーン・リースというと、今はペンションになっているドミニカの住居跡に泊まった折りダニに20箇所ぐらい喰われたのを引き金に、その後半年間ひどいアレルギーに苦しめられて皮膚科に通ったという「ジーン・リースの呪い」と呼んでいる過去があるので、思い出すだけでつい痒くなってしまう。

今週は人間不信に陥るようなことがいくつもあり、今年の目標に反して早くも動揺しすぎてしまった。
あんまり書けないけどドラマみたいな場面が展開して、怒りよりも悲しさが募り、学生相手に声を震わせてしまう。
その後、勤務中でマスカラもしてたのに、人知れず泣く。
私は金八先生か?
他にも、知らなくもない人の不正を知ってしまったり。
他にも、不正の揉み消しを知ってしまったり。
他にも、こんなのあるわけないというほど不幸を山ほど並べ立てた言い訳メールをもらったり。
他にも、『あるある大事典』が納豆ダイエットの効果で捏造をしていたのに、踊らされる愚民のひとりとして翌日納豆をたくさん買ってしまったり。
人を信じやすく嘘に弱い私、文学は向かないのかもしれない。