粗悪なからだ(健康不安)

実家で介護をしたら、何かのウイルスが体内に入って発熱。
布団で寝たせいで腰が痛いのだろうと思い、半身浴を30分してから大学に行くも、どんどんだるさと関節痛が募ってくる。
なのにゼミは白熱して二時間半。
何度も退席しようと思うのに体が動かないところへ、議論をふっかけられて死にそうになる(テーマは沖縄に対する日本の植民地主義)。
今ものすごく体調が悪くて聞くだけでせいいっぱいっていってるのに、若者って病人への気遣いができないからいや。
しかし折しも沖縄県知事選直後、予想に反して自公推薦の仲井真弘多氏が選出されたばかりで、講義や議論じたいは面白かった上、出席者の年配の女性が第二次大戦直後のかなり具体的・衝撃的なエピソードを話して下さったりし、朦朧としながらも興味深かった。
それでゼミ終了後、その女性にご挨拶したら、またしても立ち話で興味深い話が延々と続いてしまい、頭ががんがんして卒倒するかと思った。
しかも衝撃的なことには、その女性は某有名モデル・エージェンシーの有名社長で、一念発起して大学院入学したことがわかる。
私などは前の職業柄当然存じ上げているし、テレビ番組のテロップなどでもしょっちゅう名前をお見かけしているけど、たぶん周りの現役院生たちはそんなこと知らないのだろうな。
それにしてもこの三ヶ月で二週間は発熱している。
前回処方されたのは咳の薬だからしょうがないと思い、関節痛に苦しみながらただただ朝まで過ごすが、もらっていた消炎・鎮痛・解熱のカロナールを飲めばよかったのだとクリニックで言われる。
こんな虚弱で粗悪なからだ、動物だったら間引きされていただろう。
人間でよかった。