21世紀の鉄道旅行

600円も出して、流行りの酸素サプリ(カラダカン)を購入。
酸素を買うなんて、のび太も驚く21世紀の未来生活である。
はっきりいって酸素サプリは「別に〜」って感じだった。
グレープフルーツの香りもちょっとうるさい。
あと私の場合はかえって吸い過ぎて、過換気症候群につながってしまいそうな気も(何をやってもヤワ)。
2時間かかる通勤時、携帯用の空気清浄機代わりにしようと思ったのだけど。
近頃、空気の悪い電車・駅関係がほんとに恐怖なのだが、多和田葉子のヒソミに倣い、鉄道を見直そうとがんばってもみる。
地下鉄はなるべく使わず、圧迫感のないJRや私鉄で代用。
地下鉄から東京駅への長く苦しい地下通路を通らずに地上を歩き、赤レンガの東京駅入り口に出る。
7時台の東京駅正面を闊歩なんて、証券マンになったみたいで新鮮。
あるいは、ベトナムとかウィーンとか、早朝降り立った外国の街みたいで新鮮。
…というわけで、東京駅は無事にクリアしたが、横浜駅の地獄の地下コンコースは避けられない。
何とか横浜を通らない経路がないかと考えたけど、横浜より大学寄りに引っ越す以外方法がない。
何で世界に知られた横浜の駅がこんななのか。
改札を抜けると、ハイカラ洋風の素敵なドーム。駅舎の前には港が待ち構え、マルセイユ行きの船が汽笛を鳴らして停泊している…。そうあってしかるべきではないのか。
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今日は酸素以外にもいくつかお買い物。
高田馬場でお洒落な文房具屋をみつけ、はやばやと来年の手帳を買う。
カバーは白黒のギンガムチェックに白レースが重なっていて、さらにビニールコーティングされている。
デザインがいいだけなら外国製にはいろいろあるけど、これは私がいつも間違えてしまう日本の祝日もしっかり記載されてるのが便利(今の祝日体制に移行した頃、自由業だったので疎いのだ)。
くたくたなのに、吸い寄せられるように、何軒かの古本屋で本も買う。
そして家には、いろいろなところから本が集まっていた。
ネットの古本屋で注文した本、アマゾンで注文していた本、仕事のため出版社から届いた本、知人が送ってくれた新刊小説…。
ネットの古本屋は「南田辺」とあって、何となくはるばる和歌山からやって来るのだなあと思っていたら、大阪の阿倍野区からだった。