咳のツボ大地図

古い『クロワッサン』(2002年)の「体のツボの大地図帖」を見ていたら、突発性の咳、慢性の咳に効くツボがずいぶんあるではないか。
まず緊急時には孔最
肘の曲がり目内側から指三本分手首寄りにある。
尺沢(肘の内側)も効く。
喉の息苦しさには天突
左右の鎖骨のくぼみにあって、そこを胸骨方向に軽く押す。うっかり強く押しすぎると、よけい咳き込むので注意。
加藤タキさんが苦しんだという自律神経失調による咳は、まさに私の症状。
浪越式で、みぞおち中府(鎖骨下の肋骨と肋骨のあいだ)、そして風邪のツボでもある天柱(頚椎の両側の付け根、左右同時に押す)とんのくぼを押してもらっていた。
そして両手の小指の先と足のくるぶしの後ろ
確かに効く。特に中府と天柱を押したら、呼吸が楽になった。
今日(もう立冬)は強風なので蟄居を決め込み、ひたすら養生に努める。
ニホンドウで買った美味しい寿仙茶を何杯も飲み、洗面器にサイプレスを垂らしたお湯を張って、タオルをかぶって吸入。
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多和田葉子の『容疑者の夜行列車』を再読。
ここのところの体調からほとんど駅や鉄道を憎んでいるけれど、ここに出てくる夜の駅や怪しい列車は何と恐ろしく魅力的なのだろう…
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何年か前まで一緒のゼミで仲よくしてた子が、キャスターみたいな感じでテレビ出演するようになり驚く。
環境柄、物書きで知名度のある知人・友人はいるが、こういう有名人の知り合いは珍しい。
でもパワー強いとかねてから思ってた。同世代同士はわからないけど、私ぐらい大人から見ると元気でかわいい。そのうちきっとメインを張るようになる予感。