自己嫌悪がひどくて、何も手につかない一日。欧米各地の給水塔を撮影したベルント/ヒラ・ヴェッヒャーの写真集『給水塔』(リブロポート刊)を眺める。
桐ヶ丘に何本かある「聖火台型」はフランスに多いようだ。ドイツのは裾がどっしりしていて、数年前廃業した板橋区の有名な給水塔を思わせる。アメリカのは『バクダッド・カフェ』という風情の安っぽい作り。
塔が好きなんて、我ながらいやな感じだ。好きというより「不気味なもの」。よけいにまずい。
ちょっと宣伝がらみで、ラブリーな感じのブログを別のところで作り、いかに「はてな」が使いやすいかを知る。といっても「はてな」には次々新サービスができているようなのに、ごく初歩的なことしかわからない。pvカウンターというものがあることを先月知り、始めてみる。map記法というのが便利そうに思えたので使用法を見てみたが、何のことやらわからなかった。
ウクレレ記法というのを使えば、私が作曲した「ジャネット・リンのテーマ:ロックヴァージョン」と「同:バラードヴァージョン」も公開できるのか。ビデオキでは私が撮影・編集したデジカメ短編「アノリの島々」も公開できるのか。
新しいブログは広く宣伝したいのに、全然外からアクセスできるようにならない。このブログはこっそり書いていたのに、結局あちこちで知られてしまった。その辺の加減もわからない。
今ぐらいの雲はちぎれるというより砕けるという表現がふさわしい。氷片みたいな雲を浮かべた硬質な空。悲しい。