夏の後始末


日に日にカブトムシに愛着が湧いてくる。メスは馬鹿だし、オスも見かけに反して雄々しくなくて気立てがいいので、両者ののどかなやり取りを何十分でも見飽きない。
どうしても小バエがたかるので、虫かごの天井に貼りつけ式の小バエ取り、新しいクヌギマットなどを導入。幼虫はまるまる太って育ちつつある。タンパク質の塊という感じ。老いたカブトムシは肢が取れていくというが、一昨日からメスの前肢が関節から折れてしまっている。
関係ないけど、花王の美白製品「エスト・ホワイトニング4D」を一週間ほど使ったら、あまりにシミがきれいになったのでびっくりだ。
夏ごとに頬のあたりに増えていくシミ、顔全体が均一に黒いのならいいけど、ぼんやりと不定形に黒いところが心の醜さの現れみたいですごくいや(実際、心が醜いし)。人並にシステイン配合のビタミンを飲んだり、ファンケルや雪肌精の手頃な美白ものを使ったりしていたものの全然追いつかないという感じだったのだが、ちょっと奮発してみたところ、気になっていた目の下辺りがたちまちコンシーラーで隠したぐらいの薄さになって驚いている。
ずっと前に広告業界の友人に、花王は高い美白技術を持っているけど、ブランド・ランク的に高い値をつけられない事情があるから、コストパフォーマンス的にお得という話を聞いたことがある。最近はこの「エスト」という百貨店ブランドができて値段も高くついているが(30グラム1万500円は美白業界的にはまあまあだけど、私にはかなり高い)、技術力が高いというのはほんとなんだな。ちなみに主成分はカミツレエキス。
以前「マリ・クレール」のコスメ・ページを担当していた時、高級化粧品をずいぶん使わせてもらった経験から、最新ブランド化粧品の化学の力はすごくて、時々「へえー」っていうくらい効果があるのは知っていた。普段は大して熱心じゃないけど、ここぞという時女性誌の口コミランキングなどは侮れない。