ヨガとファッション

期限ぎりぎりで、ようやくホットヨガの回数券を消化する。ここのところ詰めて通ったおかげで、ウエストがずいぶん引き締まったし、柔軟性も増した。先週は一段上のクラスに出たが、カポタ・アーサナ(鳩のポーズ)、ナタラージャ・アーサナ(舞踊王のポーズ)など初めてのものも無理なくできたのがうれしい。そろそろカポエイラが始められるかな。
今日はロッカー・ルームに、長袖ババシャツに股引(上下とも白、レース付き)姿の、太めのおばさまがいて、てっきり着替えの途中だと思っていたのだけれど、スタジオにそのままの姿で入ってきたので唖然とする。よく見ればTバック、ノーブラがはっきり透けていて、思い思いに柔軟をやってた全員が思わず眼を見開くのがわかった。まずいことに今日にかぎって、若い男性ヨギーニが二人もいて、あろうことかババシャツのおばさんは二人に挟まるように場所をとったので、何とかおばさんを隠してしまいたい気持ちでいっぱいになった。
昨日は、白いローン地のスカートを穿いた早稲田の学生のパンツが完全なかたちで透けているのを見る。
無頓着の極北なのか、勘違いのセクシー路線なのか、どっちにしてもこちらが顔をすげかえて赤面してしまう。私も服装にはそれなりに凝りたいほうだから、若い頃はそういううっかりミスみたいなこともしてきたような気もする。今では体形、素材、シルエット、長さ相互の関係など、いちおう計算してから着るようにはしているけれど。私の場合最近は、年齢に比べてあまりに痛いファッションをしてないか気をつけたほうがいいかもしれない。ローライズのパンツなど、腰周り小さめの若者でないとシルエットはかえってみっともなくなったりする。背中に多少肉がつくと、ぴったりしたTシャツも似合わなくなる。肩甲骨の柔軟性を鍛えることは中心テーマのひとつだから、それはないはずなのだけど。
先週買った黄色いハイビスカスがいい調子で咲き続けている。ハイビスカスには米のとぎ汁がいいと友人に聞いた。