シュルレアリスティックな出会い

歩いていたら、吉田喜重監督と仲良しの友人が並んで立つ姿が目に入ってきて仰天した。メディアで見るのとまったく変わらぬ長身に黒ずくめの監督といつもどおり小柄な友、というセット。ミシンとこうもり傘みたいな予想外の組み合わせに、一瞬夢かと錯覚する。実際こういう情景は夢のなかで時々体験するから。去年の初夢は皇太子と曙に説教されるというものだった。
何のことはない、監督の講演があり、友人がスタッフとして案内している途中なだけだったのだが。そういえば数日前、地下鉄入り口でぶつかりそうになった人の顔を見たら、山田洋次監督だった、ということもあった。
徹夜明けの今朝、ヨガの肩立ちのポーズをしたところ、頭上の脚が突然こむらがえりを起こして恐怖を感じる。徹夜をすると、血が滞って四肢が痺れてくる今日この頃。いきなりの逆転系は危ない。
アルゼンチンには是非とも決勝まで進んでほしかったので残念だ。セルビア・モンテネグロ戦の時には、こんなに強くて懐の深いチームに勝てる相手などいないと思ったものだ。といっても競合チームを含め、全試合を見て言ってるわけじゃないし、開催国ドイツが力を発揮するのもまたわかりきってけれど。