ロゴスの人々

一昨日は友人の博論最終口頭試問に出席。チアリーダー気分で行ったのだが、リニアーな構成の立て方、審査員の目の付けどころなど大変勉強になる。それに他人事とはいえ、同じ分野の大論文の完成は何だかうれしかった。明日は我が身と思いつつ、コロキアム以来構成力にまったく自信を失っているので、道のりは遠そうだ。教授には冗談とはいえ「インフォーマント」などと呼ばれているし(要は、私のいってることを理解するには別人の明晰な解説を必要するということ。コロキアムのとき後輩のひとりが見事にやってくれて、緊張に満ちた場で笑いを取ったのである)。
同じ日の夜には、春から専任が決まった別の友人のワークショップに出る。やっぱり場数を踏むにしたがって、先生っぽく、話がうまくなっていくなと感心。2月23日法(フランス帰還者支援法)やトビラ法の経緯についてまとめてくれ、有益だった。
いやはやみんな、ロゴスの人である。