はまぐりとダニ

はまぐりを食べたら、下唇と顔が腫れ上がった。過去にも同じことが二回ある。疲れているときのはまぐり。あさりでもしじみでもなく。上唇ではなくぜったい下唇。気分も悪くなってすぐ目が覚め、結局徹夜になる。牡蠣を食べると胃が痛くなるけれど、唇は腫れない。
なぜ下唇にだけ毒が回るのか。そもそも唇って何でできているのだ。内側は明らかに粘膜だけど、唇の外側というのはよくわからない。
痒みのシステムというのも謎である。3月25日頃、ドミニカ島ロゾーのゲストハウスで数十箇所、ダニに喰われた。今もすごく痒いし、そこかしこが赤く腫れている。赤くなってる下側には、二ヶ月経った今もダニの毒が含まれているということなのか。
暇になったら、いろいろ調べてみたい。歯の詰め物が取れて大穴が開いたまま、歯医者にもずっと行っていない。
昨日読んだ小説に映画が登場して、何の映画なのかなーと思っていたら、夜BSでやっていてびっくり。ポール・オースター原作で、ブルックリンの煙草屋が舞台の「スモーク」という映画。昔の映像に犬や猫が出てきたりすると胸が締めつけられるが、ニューヨークの映像を見ても胸が締めつけられる。パリの映像を見ても何にも思わない。