時差ボケ

吐き気と貧血、腹痛に異様な下痢、がんばって調整してもすぐめちゃくちゃになる眠気と覚醒のサイクル…。年齢のせいなのか地球を3/4周もしたからか、こんな激烈な時差ボケは初めて。
そんなさなか、吐き気と闘いながら急ぎの翻訳をしたり創作を全否定されるのに耐えたりすると、先にいくほど暗くなる未来が想像されて、カリブのまばゆい思い出が消えないうちに死んでしまえればいいと思うけど、そんなわけもない。
新聞は全部読まないと気がすまない性格なので、4月7日から遡ってやっと3月26日まで来た。後10日分。旅行中はフランス・アンティーユ紙を読んでいたが、島の産業がまるでないのが独立派のインテリたちの悩みだけあり、読むところはほとんどない。何とか町であったお年寄りのダンス大会とか浜辺でカニを食べる会とかの話。4月になってからはヨハネパウロ2世の記事一色だった。日本には少なくとも産業はある。面白くもないながら、読むところが多くて大変だ。