ウラガン・イヴァン

カリブ海の今年のハリケーンは10年ぶりのすごいものらしい。ベネズエラグレナダセントルシア、バルベイドス、トリニダッド・トバゴ、ジャマイカを直撃。死者数も50人に近づいている。気になって天気予報をずっとチェックしているが、今日明日はキューバ、フロリダへと進みそうだ。
マルティニークグアドループは微妙にはずれたようだが、9月に行かなくて正解だったのかもしれない。
それにしてもフランス語圏カリブの人々はなぜハリケーンといわずシクロン(サイクロン)というのだろう。でもクレオール語の時は、ウラガン(ハリケーンのもとになったカリブ語)・イヴァンというのだ。
数年前訪れたポアンタピートルのカテドラルは装飾の少ない簡素な建物だったが、内側には風雨に耐えるようがっちりと鉄骨が組んであり、外壁の聖者像の真下に<シクロンに注意>と似合わない掲示がしてあるのが印象的だった。

ブーゲンヴィリアが思い出したように赤い小さい花(のもと)を六つつけた。それはほんとは花ではなくガクでもなく、さらに下にある何とかいうパーツなのだが。