ブラジル→ホットヨガ

風邪終結宣言の一昨日は、西麻布Rainy Day Books & Cafeに今福龍太、港千尋管啓次郎氏によるブラジルをめぐるお話を聞きに行く。
十字路(辻)の神、エシュが見守るなか、ブラジルに行ったことがなくても心躍るようなおしゃべりを聞き、詩の朗読を聞き、ヴィニシウス・ジ・モライスの曲を聞き、遠い日に撮られた写真を見ることの、なんという心地よさ。
この規模の空間ならではの一体感というか臨場感というか満足感がある。
こんなふうなかたちで文学とつき合える場があるのはうれしいことだ。
「ブラジルとはある精神風土を指すのであって、世界のいろいろなところにある」、「ブラジルとは固有名詞でなく普通名詞」という話が心に残る。

昨日は二カ月にわたり行けなかったホットヨガを再開。
躯が、すみずみまで、ほぐれる。緩む、全身ずぶ濡れになるまで汗をかく。あまりにも気持ちいい。

雌伏千年。
人生最長の風邪で、途中三度別のウイルスに罹患し医者にまで笑われたが、ようやく持ち直してきた。
ひとり勝ちなどと言ってバチが当たっていたのかもしれない。