瓢箪からウリウリ

先日、頼んであったウリウリが届く。
楽器を買うなんてどれだけ久しぶりなんだろう(しかもこんな…)とずっとわくわく待っていて、ハワイから送られてきたその日に受け取った。

ウリウリとは、瓢箪のなかにじゃらじゃらするものを入れ、持ち手に大量の羽根をつけた打楽器。
キャプテンクックがハワイに上陸した折りの絵にも描きこまれているとか。

予想以上に持ちおもりがし、扱い慣れない今は二の腕が痛くなる。
家で練習しようにも、かなりの大音量で近所迷惑必至。
しかも振るたび、部屋中に真っ赤な羽根が飛び散っている。
というか、気づけば最近、全身や洗濯物のあちこちが細かな羽根だらけである。

赤い羽根といえば、赤羽を舞台にした小説をまもなく発表します。