速読の日々

時間刻みでさまざまなテキストを読んでいる。
義務もあれば欲求もあって、それはもうさまざまに。
さきほど近所の本屋で山田風太郎の本をもとめるついでに、つい元指導教授の姪御さんの小説も、そこまで世間にいいと言われると読んでみたくなり、買ってきた。
なんだか自分も考えそうなヒロインやタイトルの命名な気もするけど、華麗なる一族のなか、育まれた感受性はいかに。
明日早朝の通勤電車で楽しみに読もう。

そしてやはりさっき、本棚の奥の奥からウィリアム・バロウズの『裸のランチ』を見つけ、こちらは拾い読み。
三嶋典東のおかしなカバー画がなつかしいが、たぶん手に取るのは25年ぶりぐらいだ。

昨日はフランケチエンヌの戯曲『メロヴィヴィ・ウ・ル・ピエージュ』と、信じがたいことに何カ月もかけてアマゾン・カナダから届いたばかりのダニー・ラフェリエールのルポルタージュ(エッセイ)を読む。
一昨日とその前くらいは太宰治の『津軽』とマーク・トウェインの『ハワイ通信』をぶっつづけで読み、残念ながら、紀行文だからすべて面白いわけではないとの感想をもった。