2008-09-11 文字シリーズ 旅 与那国島のことを地元の人たちは「どぅなんちま」と呼ぶ。 与那国ことばは、他の八重山方言や他の地域のことばのYがDに代わることが多いようだ。 泡盛の名も「どなん」。度数60度の「花酒」で美味。 度数30度の「与那国」、にごり焼酎「海波」。すべて美味。 「サンアイ」とはガジュマルのこと。 16世紀にこの島を統治していた女酋長、サンアイ・イソバの出身村の名でもある。 丈180センチの屈強な女だったといい、四人の兄弟を島の各地に配して、島を護った。 一番上の写真の背後に写る岩山、ティンダハナタの中に眠る。 この岩山には他に、女と犬が暮らした「イヌガン」伝説(いわば犬婿入り)の洞窟もある。