地雷野をゆく

根をつめて書いていたら、4,5個のできものが顎の一点に集中してできた。
さらして人前に出るにはあまりに醜く、赤城大臣状態。
バンソーコー顔のまま、書いたものについて小一時間ほどしゃべり続ける。
咳と息苦しさを懸命にこらえていたのだけれど、聞いていた人たちによれば、その間、ゆでダコのように真っ赤だったらしい。
それもそれだが、毎回自分で地雷を撒いては踏んでいるといわれる。
1月にして、すでに今年の先行きが暗い。悩む。
助けてください、ダイアナ妃。

地雷で思い出したが、この前読んでいた論文にles Minesという人々の集団が出てきて、西アフリカでミン族なんて聞いたことないよね、といっていたのだけど、昔ガーナのエルミナから積荷された奴隷のことをles Minesと呼んでいたのだそうだ。
エルミナは金鉱の町で、だからこの名がついたのだろうから、冗談で「鉱山族」かねーなどといっていたのもあながち間違いでないのかもしれないという話。

久しぶりの暖かさに、少しだけ薄着できるのがうれしい。
性懲りもなくティーンズ・ブランドで買ったパープルの膝丈スカートをお洒落だといって褒められる。
1500円といったらびっくりされた。
しかしお洒落はバンソーコーなしでしたいもの。