シュルレアリスム、黄葉

シュルレアリスムって、もちろん魅力はあるけれど、たまに男の子趣味の遊びにつき合わされてる気分になってシラけちゃうことがある。
こういうものがここまでこう研究界でメジャーなのは、やっぱり本来もっとマイナーでいいような男の子趣味(若者好み)を慈しみ評価し生かす男社会のブラザーフッドゆえじゃないのか?
まあ、全然つまらないと思ってるわけじゃないから別にいいんですけどね……

キャンパスで銀杏の葉の積もっているところを選び、蹴り上げて歩くのが楽しい。
なぜみんなやらないのだ。
蹴り上げるとにおいもいいのだ、バナナみたいで。
次は黄金色の葉がすべて落ち、鋭い逆三角が現れるのが待ち遠しい。

紅葉(黄葉)は美しいが、そこに至る過程の透明さはもっと美しい。

紅葉(黄葉)は美しいが、散ったあとの鋭角はもっと美しい。