漢方

耳の痛みは中耳炎などではなく、肩こりや頭痛の延長とわかる。結局風邪をひいてるということ。葛根湯を何度か飲んで、少し緊張がとれる。葛根湯は「風邪のひき始めに」などと宣伝しているが、それはぞくぞくしてからだが強ばるタイプの風邪に効くという意味。同じような筋肉痛や肩こりにも効くのだ。
それに対して「風邪の後期に」といっている柴胡桂枝湯のほうは、鼻水・咳などぐずぐずとした風邪に効く。わたしは普段はぐずぐずする風邪をひくことが多いから、もっぱら柴胡党だが、そういうふうにその人のタイプや症状によって使い分けられるのが漢方薬のいいところだ。