選挙後

選挙からしばらく経った最近、周りにいる反小泉の人たちがある傾向を示している気がする。あまりに空虚な主流の流れに絶望してか、地域主義、家族主義の価値というのをしきりと口にするようになり、以前より確実に保守化しているのだ。ごく少数の事例だが、世の中的にはどうなのだろう。
腰のあたりの湿疹が鮮やかで大輪の花のよう。着るものにも難儀してるが、ひどいアレルギーに創作意欲すら湧いてくる今日この頃である。
フランツ・ファノンの『黒い皮膚・白い仮面』読み直しを始めて、またいやな気分が広がる。
フロイトを頂点にした男による心理学というものの普遍性を信用していない。女とヒステリーを結びつけるところも強引である。個体としての自分のことを考えてみると、自分がヒステリーでないともいえないが。男女を問わず、ヒステリーを抑圧して生きることのマイナス・エネルギーは恐ろしい。どう気をつければいいのかわからないが、気をつけよう。