2005-07-13から1日間の記事一覧

ガヤトリ・スピヴァク『ポストコロニアル理性批判』月曜社(2度目)

比喩形象としての「ポストコロニアル」が、排除された存在である「ネイティヴ・インフォーマント」になりかわって、その存在が本来なら位置しているべき場所のうえに上書きしているということが本書の主張。時に理性的・客観的に、時に逆上しながら、つねに…