鉄子の部屋

めったにないことだけど、横浜にある職場から直接帰宅できるときは、東京駅経由で松丸本舗に寄るのが楽しみ。
本を見てくらくら疲れた後は、M&Cカフェに行く。
ひとりで行くのに一番好きな喫茶室だ。
だってこんなすごい景色の店、たぶん他にないでしょ。
いつも窓際に座って、眼下を往来する列車をずっと見ている。
何十番線までもあるうち、七番線分ぐらいの列車の往来が目視できる。
高架の中央線と地上の京浜東北線が上下並んで走ったり、京浜東北線湘南ライナーが並走したり、交差したり、あ、今、どの列車も動いていない、静止のとき、などと思っていると、奥のほうの新幹線がすーっと滑るように走りだしたり。
日が沈むにつれ、往来が加速するように増えていくのも好き。
鉄子」という言葉が流通するようになったのは最近のことだし、特にその自覚もないが、幼少時から電車と駅(名)には異様に燃えていたなあ。