鍼灸体験

人生で初めて鍼灸を体験。
よく考えればわかるものの、もっと巨大で長大な鍼を刺されるものと荒唐無稽な想像をしていた。
あんな銀髪のような細いものだなんて。
右腕全体と頚椎のぐるりに打ってもらう。
メキシコやアメリカの南の方に、うっかり触ると細かな柔らかい棘が手のひらいっぱい刺さって取れなくなるサボテンがあるけど、自分の体があれになったみたいな感じだ。
鍼灸師が「すごい反応」といっていた頚椎周囲は、こちらも打たれた瞬間、目から星が飛び散って怖かった。
この治療院の本体である鍼灸学校に通っている知人によると、授業では自分の太ももに鍼を刺して練習するそうで、自分で刺しながらぼーっとなったりするという。
私も痛みが減った分、ぼんやりふらふらになってしまう。
夢遊病のように歩きながら駅が見つからず、知らないところを彷徨いながら時間をかけて家まで帰る。
四谷消防署とか、防衛省とか、一度も歩いたことのない道を歩いた。
新宿区って広いんだな。
雲の垂れ込めた空は夜なのに赤紫がかっていて不気味だった。

変なトラックバックが張られてるから、つい見てしまったじゃないか。
トリノ五輪女子スノボでは、ハンナ・テッターらの胸のすくような演技に比べ、気持ちだけ上滑りした今井メロはあまりに無残だった。
自分で作ったとかいって歌ってたラップも、首をすげかえて赤面してしまった。
そして今度はホテトル嬢かー。
せっかくの運動神経をもっと生かした仕事にすればいいのに。
セブンハンドレッドキャバクラ嬢とか。