2011-04-01から1ヶ月間の記事一覧

メリー・モナーク・フェスティヴァル2011開催中

毎年、ハワイ島ヒロでおこなわれる世界最大のフラ・フェスティヴァル、「メリー・モナーク」本大会が日本時間の昨日から始まった。 ハワイのテレビ局、KFVEのサイトで連日生中継が見られるのがうれしい。 連日、日本時間の午後1時ぐらいから夕方までです。 h…

「詩人たちの春」(続き):日仏学院

何度か足を運んでいる「詩人たちの春」のシンポジウム。 昨日は仕事の帰り、だいぶ遅れて到着したら、運よく和合亮一の朗読「詩の礫」をはじめから聞くことができた。 ツイッターで(進行方向と反対向きの断片で)読んでいた福島をめぐるこの長編詩、塊とし…

「ポリフォニー:関口涼子/朝吹真理子/渋谷慶一郎(東京日仏学院)

詩人、小説家、作曲家による朗読と音楽のパフォーマンス。 フェルナンド・ペソアの婚約者への手紙を素材にした関口涼子の詩のテキスト、Adagio ma non troppoを、ふたりの作家が声を違えて朗読する。 一方がフランス語で、一方が日本語で、ひとりの声は淀み…

リスボン地震

ヴォルテールの「カンディードまたは最善説」5章、6章あたりには、1755年11月、ポルトガルのリスボンで起きた大地震と津波にかんする記述がある。 今回の地震によく準えられているようで、人と話していて確認したくなったのだが。 記述としては面白い。荒波…

我欲を捨てろ!(石原知事4選当確)

へえー、この期に及んでまだこの人でいいんだー、みんなって。 震災直後、しかも選挙を目前にした時期にこの人がくり広げた(信じがたい/いつも通りの)さまざまな暴言に、ああポピュリストのこの人ももう時代の空気が読めないのだな、老いぼれたなと思った…

読んだ言葉/読めた言葉

然し廃墟に生き残り、何か抱負を持っていたかと云えば、私はただ生き残ること以外の何の目算もなかったのだ。予想し得ぬ新世界への不思議な再生。その好奇心は私の一生の最も新鮮なものであり、その奇怪な鮮度に対する代償としても東京にとどまることを賭け…

福島原発事故によせて

現在進行中の原発事故を前にしながら「識者」たちから発せられる楽観的なコメントの根拠はどこから来るのか。 昨日の朝日新聞に載っていた小宮山宏前東大総長のインタビュー(「科学技術は負けない」)記事を読み、あらためて感慨を持つ。 「私は押さえ込め…