2010-06-01から1ヶ月間の記事一覧

セゴビアとカセウス

いつもは太鼓と歌のカリブ音楽などを好んで聞いているけれど、それは元気な時に限ったこと。 疲れがひどくなると、まず電子音が聞けなくなり、リズム楽器、交響楽、人の声、ピアノといった順番で受けつけなくなる。 私の場合、そんな時に欲しくなるのは、ご…

やはりドメネク

フランス代表チームがこんなにひどすぎるのはなぜかということをしばらく考えていた。 そんな時、つい自分に身近なものだから、「フランス人は」とか「カリブの人間は」とかと、個人的な体験や知識をもとにまとめてしまいそうになる。 ・ 選手ひとりずつの能…

夏至祝い

今日は一年で一番生命力にあふれた日(そして小誕生日)。 ということは、今日からまた日ごと一日が短くなってゆくともいえるけれど、とにかくこの最高に輝ける日は祝うことにしている。 ・ 今日はコピーを2800枚ほどとる用事があったので、出講帰りに高田一…

レ・ブルー、風前のともしび

日本と違って、もう後がないサッカー・フランス代表チーム。 まるで元気はないが、カリブ代表チームみたいなものだから(という出身地主義もなんだけれど、せっかくご縁がある地域なので)応援するかと思っていたのに、フランスのメディアは今、アネルカ追放…

非常勤ブルース

熱を出しながらの仕事で地獄の一週間。 楽しみにしていた「群島――世界論:音響編」にも足を運べなかったし、W杯も思うように見られない(体調悪化の一因ではあるけれど)。 ・ こんな時に歩いて行ける大学というのは本当にありがたく、いざとなればタクシー…

相模川渡り

せっかく陽が長いので、ふだんは腿までの長靴をはいた釣り人たちを横目で見ながら電車で通り過ぎるだけの相模川まで歩いてみた。 電車だとすぐ近くのようだが、徒歩だとそれなりに距離がある。 ひと続きなのか、分断されているのかわからない商店街を迷いな…

梅酒ふたたび

2年前と同日の今日、梅酒を漬けた。 私は梅にかんしてはブランド志向だが、和歌山産の青梅はここ東京では毎年6月の一週目しか出ない。 それに加えてこの時期は例年もっとも忙しい。 ・ 今年はもう諦めるかと思ったけれど、週休ゼロからようやく抜けた今週、…

訃報さまざま

先日の針生一郎氏、荒川修作氏、そして今週の大野一雄氏(103歳)……。 前衛芸術にかかわってきた人々が立て続けに亡くなる。 ・ 後者ふたりは編集の仕事をしていた頃、わりあい近いところにいた方々。 (伝説的ダンサーの生の舞台はついぞ観たことがなかった…