2010-02-01から1ヶ月間の記事一覧

観戦史上最高レベル:女子フィギュア・フリー

トリノでもソルトレイクでも長野でも、ここまでハイレベルな試合は見たことがない。 キム・ヨナは頭抜けた演技を見せ、浅田真央はミスをして結果的にスコアには差がついたが、銅メダルのジョアニー・ロシェット、長洲未来、安藤美姫、ラウラ・レピスト、レイ…

マルティナ・クドゥラーチェク『鏡の中のマヤ・デレン』(2001年、オーストリア・チェコ・スイス・ドイツ)

見ないで済ますわけにはいかないマヤ・デレンのドキュメンタリーを見に、駆け込みでシアター・イメージフォーラムへ。 ・ マヤ・デレンことエレオノーラ・デレンコフスカヤはロシア革命勃発の1917年、キエフのユダヤ人家庭に生まれた。幼少時にアメリカ合衆…

冬季五輪と文学

自分にとって大事な試合の翌日には、いわゆるオヤジ向けの喫茶店へ行くことが多い。 スポーツ紙を全紙読んで、復習と補足情報の確認をするのが楽しいのだ。 今週も一度もしくは何度か行くことになるだろう。 だがこの週末は土日とも朝から一日集中講義でその…

全員腰パン:男子スノーボード・ハーフパイプ

クロス(今回もウェスコットのうま過ぎる試合運びに目を白黒させた)ともども、見逃せないハーフパイプ。 やはりショーン・ホワイトの技は圧倒的だ。 特に優勝を決めた後に演じた、世界初のダブルマックツイスト。 いったいもうどんな体勢になり、どういう軌…

カザフから来た少年

高橋大輔のショート・プログラムは期待通りのすばらしいものだったが、その直前出ていたデニス・テンという若い選手を不勉強にも知らず、大選手のグループに運悪く紛れ込んだアジア(妙に日本人顔をした)の弱小選手と見くびっていた。 何なのだ、ジュニア上…

La priyé pou Ayiti

自分の家に帰ると届いているアマゾンの箱や袋をびりびりと開け、またせっせと注文し、ipodに何か入れ、日中は遠くまで出かけて行くという日々をくり返していた。 こうして結局、自分も世界のモノポリー状態に貢献してしまっているのだ。 でもこの、忙しい日…

マルチニックの行き方

日本からマルチニックへ行くのにもっとも一般的なのは、パリまで行き、そこから直行便(現地まで8時間強)に乗るルートです。 早朝シャルル・ド・ゴール空港に着き、陸路国内線のオルリー空港まで移動して昼前〜午後発の便に乗る。 これが現地以外で一泊せ…