2009-06-01から1ヶ月間の記事一覧

ブラキャミ・ハルキ

(この初夏の大流行を一言で表してみました) (ついでに「太宰治」でも何かできないかなと思ったけど、思いつきませんでした) ・ ところで内田樹先生によれば、村上春樹が人の心をつかむのは「料理とお掃除」が書き込まれているからだという。 私は近年(9…

サルコジ、マルチニックの自治を提案

先週半ば、サルコジ大統領がアンティユ諸島(マルチニック、グアドループ)を2日間にわたり訪問。 その折り、マルチニックの自治を問うレフェランダム(国民投票)を提案した。 演説中大統領は、これは自治(autonomie)の提案であり、独立(independance)はあ…

マイケルとファラ

マイケル・ジャクソンが心臓発作で死去(享年50歳)、その大報道の影でファラ・フォーセットが癌死(享年62歳)。 ・ この20年あまり、どう見ても心身ともに崩壊に向かっていたマイケルが長生きするようには思えなかったので、衝撃とは感じなかった。 …

シモーヌ・シュヴァルツ=バルト「鍋の底から」(norah-m訳)2

私の祖父はまったく凡庸な人物であり、彼の一日はグアドループの多くの善男善女と変わらぬものだった。マンジェの行為は、祖父にとっては、科学的なところなどみじんもない。それは自然からほんの少々借用するということで、彼はそのことを完全にわかってい…

シモーヌ・シュヴァルツ=バルト「鍋の底から」(norah-m訳)

料理とは文明の一種であるらしい。個人的にいえば、わたしは鍋の底から民衆の魂が立ちのぼってゆくようなこの考えがけっこう気に入っている。しかしわたしと料理のつき合い方はもっとつつましくて哲学などとは関係なく、正直ガストロノミーなどでもない。わ…

村木厚子局長

報道を見聞きするかぎり、野党議員がらみの「政治案件」として件の団体に障害者割引制度の認可を指示したのは明らかであるようだが、否認しつづけるのはどういう心理・意図なのだろう。 つい気になって注目してしまう。 ・ この人は、例の「郵政民営化、賛成…

藪からメールを送らないで

一度も会ったことはないが授業をとっていることになっている学生から突然にメールが届く。 文節ごとに漢字と助詞と選ぶべき文体のまちがいがあり、お願いごとの内容にも呆れはてるばかりだが、とりあえず文意はおおむね理解できた。 ただ頭のほうの一文だけ…

ぼんじり

ぼんじり(焼き鳥の)の映像ばかりが頭に浮かぶのは、ここのところ尻に火がついているという気持ちだから。 ぼんじりみたいに火に炙られて、じゅうじゅう脂肪が落ちたらいいのに。 「ぼんじり」なんて名、どうせ「ボンっとした尻」とか「bone尻」とかそんな…

木曜日のラリー

木曜日は自分にとっては相当に目まぐるしい一日なので、通過地点ごとにポイントをもうけてひとりラリーとしている。 7時前に家を出て一日を過ごした後、直帰する場合は帰宅時が21ポイントとなる。 研究会その他の寄り道が加わるとさらに増え、今日は27ポイン…

Jacques Sarasin, On the Rumba River(2007)

2008年に亡くなったルンバ・コンゴレーズの父、ウェンド・コロソイ(パパ・ウェンド)を中心に、その仲間たちとの音楽に焦点をあてた映画。 世界の隅々にはいい音楽が溢れているし、いい映画の題材が溢れているものだと思う。 ・ アフリカでは音楽家はしばし…

カナブンのいる家

うちの居間では、ここ数週間で立て続けに3匹ぐらいカナブンが羽化した。 突然羽音がしてどこからか登場し、照明に突進してぶつかり、また次の照明にぶつかり、電気を消すとテレビ画面にぶつかり、次にはパソコン画面にぶつかり、こちらは家の消費電力を実感…

京都教育大学集団暴行事件

虫酸が走るような学長の会見。 しかし社会的な立場で性的な問題(レイプとまでいわずとも学内セクハラや痴漢行為など)を話題にするとき、「あんな風に冤罪に遭ったらどうしよう」「誤解されたらたまらない」「何らかの策略で自分も犯人に仕立て上げられてし…