2008-08-01から1ヶ月間の記事一覧

落雷と石油資本

テレビは半日以上ぶり、電話は今夜になって、ほぼ一日ぶりにやっとつながる。 昨夜の雷が住んでいるマンションに落ちたのだそうだ。 どうりで尋常ではない、めりめりと裂けるような音がしたわけだ。 まるで雷にうたれたかのような啓示……は訪れていないけど、…

雷の夜に

雷の炸裂音があまりにすごくて、雷好きにもかかわらず、恐怖で心臓がちぎれそうなくらいなので、特別書くこともないんだけど日記を書く。 テレビも「信号が受信できません」などとなってずっと映らないままだし。 青黒い空に白い静脈のような線がくっきり走…

御礼

気づけば、アクセス数が10万を超えている。 2年ぐらい前からカウントを取り始めたように記憶している。 ・ 私はこのブログの存在をほぼ誰にも告げたことがない。 にもかかわらず、どんな経路によってか気づいてくれた方々、直接のお知り合いではないけれど、…

GR DIGITALII

実は先日、カメラを買った。 リコーのGR DIGITALII。 周りの友人たちがもってるのが羨ましくって、真似したのだ。 ・ まだ扱い慣れないけれど、やっぱりさすが断然すぐれた感じ。 ・ マニュアルの扱いはこれから徐々にだが、カメラのレンズの仕組みとか、車…

anansi

広い畳敷きの道場のような場所で、エドゥアール・グリッサンの勉強会をやっている。 テキストを別の部屋に忘れてきたので、取りに行くためふすまを開けて廊下に出ると、テレビでちょうど見たかった中継をやっていたためこっそり見てしまう。 人文系インテリ…

それでも私は五輪を観る(4)

3メートル飛び板飛び込み男子決勝。 あまり人気がないので夜中に編集した録画でしかやってくれないが、飛び込み競技が大好きだ。 競技じたいも、あの独特な、目眩のするような空間も魅力的。 深い水に満ちていて、さまざまな高さ――恐ろしい高さ――に台があっ…

踏み切った瞬間、「入水ルート」が見えてくる

アフォーダンスの佐々木正人先生による飛び込み選手・寺内健へのインタビュー(『時速250kmのシャトルが見える―トップアスリート16人の身体論』)。 今日、男子板飛び込み決勝。 佐々木 先端の縁ぴったりがいい。 […] 寺内 「これは来た!」という感覚です。…

それでも私は五輪を観る(3)

自らがもつ世界記録更新(9,96)でのウサイン・ボルト100メートル優勝に続き、女子100メートルでもシェリー・アン・フレイザーが金、シンプソンとスチュワートが同着で銀とジャマイカ勢が陸上短距離を独占。 短距離といえば断トツに速いアメリカ人が必ず優勝…

それでも私は五輪を観る

ふらふらながら、備忘録として柔道総括。 100キロ超級、グアドループのテディ・リネールとの決勝戦(身長差24センチ:リネールは2メートル4センチ)を期待して、石井慧くんが勝ち上がってくれればいいと思っていたが、石井は残り、逆にずいぶん先に負けてし…

それでも私は五輪を観る(2)

女子サッカー日本チーム、初めての決勝トーナメント出場決定。 私が見たのはノルウェー戦と今日の中国戦。 ノルウェーは終盤特にあまりやる気がないかに見えたし、中国は強くなかった。 それでも山猿ジャパン、あ、失礼、なでしこジャパンのメンバーたちの勢…

プチ断食

この数日、社会に対して、そこで言われている多方向の言説に対して、あれこれ思うことがあるものの、目眩がして貧血で背中や体のあちこちが痛く脱水症状を起こし、まともな言葉にならない。 全身がまるで機能せずひどい反応ばかりするので、今日は日中プチ断…

鈴虫、初収穫

突然、鈴虫を10匹ほどもらう。 たくさんの鈴を小刻みにゆするような羽音が心地いい。 間近な鈴虫の音、窓の向こうのセミの大合唱のただ中にいると、屋外にいるみたい。 しかしいつまで楽しんでいられるか。 うるさすぎて論文が書けないから、といってもらっ…

持続と無根拠

…って、これも大きいテーマなんだよなー。 「これでいいのだ」の名言が一日中耳に入るこの数日であれば、なおのこと考える。 ・ 博論友達と真夏らしく涼しげな水辺でおしゃべりしてきた。 博論マラソンしてるというから、博論を書くのは長く苦しくつらいとい…

豪雨と雷

東京23区で集中豪雨。 ベランダ向かいの私道が川になるのを初めて見るなと思いながら見入っていたが、やはりうちの周辺がもっとも激しかったらしい。 区民センターも水につかり、床上浸水した家屋も一番多かった。 集合住宅の2階に住んでいる者の安全安泰な…

赤塚不二夫氏死去

すでに表舞台から去って久しかったが、赤塚不二夫氏が死去。 72歳。 ・ 幼少時のアルバムを見ると、多くの写真で「シェー」のポーズをとっている。 幼稚園ではほとんど言葉を発さないほど人見知りの内弁慶であったにもかかわらず、カメラを向けられれば条件…

燃油サーチャージ

この夏はもちろん論文に専念するんだけれど、ちょっと息抜きに数日バカンスでも、と思って気軽なツアーに申し込みかけたら、あまりの燃油サーチャージの高さにあわてて引っ込めた。 確か2005年から航空運賃に燃料費が上乗せされるようになり、けっこう馬鹿に…