2007-02-01から1ヶ月間の記事一覧

古本屋巡り、ヨガ、クスクス

昨日は古本街Bコース。 文英堂、金峯堂、西北書房と見て三冊ほど買ったところで、晩ご飯のおかず用の残金が危うくなり切り上げる。 16世紀、カナダを探検したジャック・カルチエの手記を500円で買う(岩波の大航海時代叢書19)。 定価6000円で箱が汚れてい…

強化週間

春に向け土づくりをしているプランターの土が掘り返されていて、まあたらしいウンチが。 いつか通過する影だけ見た黒白の猫のものと思われる。 ここは二階だし、ぜったい入ってこれない構造だと思うのになぜか。 それにしても、ふかふかでさぞ気持ちのいいト…

悲喜こもごも

とりあえずいろいろ解放されて小休止、先週をふり返る。 支配的なある文化というか言語のコードがあって、それを連綿と共有し、上の世代から若い世代へとつなげ育ててゆくブラザーフッドのようなものがあって、そこに入り込めない。沈黙させられる。何とか身…

タミフルの恐怖

タミフルの副作用で突然暴れ出したり、ベランダから飛び降りたりする人がいるらしいが、それって元の性格は関係ないのだろうか? 私は人より暴れ出す確率が高い気がして恐い。 だいたい西洋薬は体に合わないことが多いので飲まないようにしているけど、よく…

アメリカの匂い

師匠の朗読会にとても受け身な感じで参加し、疲れた心身を癒してくる。 誰でもというわけじゃないけど、人の朗読を聞くのは好きだ。 古井由吉の名人芸みたいな感じとか、いかにもな感じに盛り上げるのとかはちょっと苦手。 短い教師経験の中、私は意外と朗読…

山場越え

2日で12時間の集中講義を終える。 授業は12時間でも、その前後もほとんどお仕事の延長。 2日目の夕方頃には疲労で目がチカチカしてきたけど、何とか無事乗り切った。 全般に好奇心の強い学生さんたちで、こちらもあれだけ準備した甲斐があったというものだ。…

千夜一夜、ユーロ高、書類ケース

マクシマンの来日講演原稿を訳す予定なので、参考までに電車の中でL'ile et une nuitをちょこっと読んでみたら面白そう。 題名でわかる通り「千夜一夜物語」をもじっていて、小説は7つの時間に分かれている。 L'isole Soleil, Soufrieresに続く「ハリケーン…

ストラ氏の隣で

ラシド・ブシャレブ監督の『現地人部隊』(原題:Indigènes、ベルギー=フランス=アルジェリア=モロッコ、2006)を一日だけ上映するというので出かけたら、開始25分前に着いたのに満員で断られる。 そんな予感もした……。 フランスで見た何人もの人から勧め…

しずちゃん、生チョコ、マリーズの誕生日

NHKハイヴィジョンで「輝く女・しずちゃん」を見る。 散漫で出来の悪いドキュメンタリーだが、前から尊敬している南海キャンディーズのしずちゃんをますます尊敬した。 頭に塔を載せた大きな深海魚のアクリル画、すばらしい。 ゴーギャンみたいだと評されて…

リズム音痴、マスカラ

初心者が簡単に歌えるフランス語の歌をということで「さくらんぼの実る頃」を選び、歌詞も訳詩も書き出した上、CDを聴きながら自分で10回歌ったもののうまく歌えない。 リズム音痴なのかも。 この前飛行機に乗った時は、オーディオ番組で流れてくる中島美嘉…

アンティーユのフランス領年譜

アンティーユで現在も仏語語彙系クレオール語が残る地域はハイチ、グアドループ、マルティニック以外にもある: サン・マルタン、サン・バルテレミー(この二つは行政区分としてはグアドループ)、ドミニカ、セント・ルーシャ、セント・ヴィンセント&グレナ…

ホットヨガでシャーバ・アーサナ(屍のポーズ)をしている間、3つか4つぐらい夢を見た。 身近な人々が次々出てくる。 やっぱり夢に出てくるのは日常的に顔を合わせている人だ。 たまに長く会っていない人が突然出てくると、起きた時の衝撃が激しい。 ・ 今…

『闇の中の旅』

二校分の答案採点をようやく終わり、続いてジーン・リースの小説『闇の中の旅』(1934)をがんがんと読み倒す。 イギリスの小説をほとんど読まないせいか、とても風変わりな英語に感じる。 それに、く、暗い…。 18でアル中はよくない、人間シラフで勝負しな…

だるま脱税

正午のNHKニュースによれば、札幌のジンギスカン料理店「だるま」が脱税で摘発されたという。 この暖簾、この店構え、もしかして私が全国の飲食店の中で最も好きなあの「だるま」!? 2回しか行ったことないけど、北海道の人に会ったらまず「だるま」を知っ…

俺のミル・プラトー

お気に入りのセロームの気根が伸びすぎて家族からクレームを言われ、しぶしぶ(一部)切ることに。 埃は溜まるし、伸びたての生きている部分が床に触れると床材が痛んでしまうのだから致し方ない。 百のプラトーぐらいになってしまった。 ビンロウジュの種を…

図書館で盗み

山形県天童市出身の57歳の男が、図書館の本700冊あまりを盗んでいたことが発覚。 理由は「作家志望で直木賞が取りたかったから」だそうだ。 直木賞はムリかもしれないけど、この人作家に向いてるかも。 図書館というところは、本が読みたいならいくらでも貸…

柳沢大臣発言

柳沢厚生労働大臣の「女性は子どもを産む機械」発言、「本意ではない」とは噴飯モノ。 無意識でそう思ってるのを意識化できてないから、公の場でぽろっと言ってしまったに決まっているではないか。 東大法学部主席卒業「なのに」なのか、それとも「だから」…

「病弱な女は死なない」 by ガルシア=マルケス

世界最高齢者がまた日本人女性になった。皆川ヨ子(よね)さん、114歳。 タイトルは『コレラの時代の愛』のなかのフレーズ。 我がことを思い、暗澹たる気持ちとなる。 でも100歳を超える長寿の人で、体が弱かったという話は聞かないな。 南方出身で粗食で働…