2004-05-01から1ヶ月間の記事一覧

向日葵

向日葵の芽が出た。

ジャック・リヴェット

ジャック・リヴェット『Mの物語』試写でリヴェットの新作を観る。エマニュエル・ベアールが実は甦った死者なのである。ドゥペストルといい、今読んでいる途中のウォルコットの戯曲といい、ゾンビものづいている。といってもあまり関心はしなかった。ベアール…

デレク・ウォルコット

『デレック・ウォルコット詩集』徳永暢三編・訳、小沢書店 プラス Drek Walcott, The Antilles-Fragments of Epic Memory, 1992翻訳本所収のノーベル賞受賞記念講演の抜粋がよかったので、ウェブで全文を見つけ、読む。冒頭近く、粉々に割れた花瓶のメタファ…

またアニー・エルノー

『ある女』堀茂樹訳、早川書房、1993(1987) 続けてアニー・エルノー。自伝的素材をかなり取り入れたという母親についての物語。ブルデューを引き合いに出さないまでも、労働者階級出身である母親の、インテリ階級に「上昇」を果たした娘の眼を通しての描写…

ガス・ヴァン・サント

ガス・ヴァン・サント『ドラッグ・ストア・カウボーイ』『カウガール・ブルース』『マイ・プライヴェート・アイダホ』『サイコ』『エレファント』がこの数年来観た映画のなかであまりによく、私もこういうふうに映画が撮りたいとつくづく思ったので、ガス・…